雨過天晴/しなのの国便り

人間万事 塞翁が馬、日々興味を持ったことをいろいろ書いてます。

3月14日ダイヤ改正に伴う長野新幹線車両センターの状況

長野新幹線車両センターの一部車両留置開始に伴い3月14日ダイヤ改正からの北陸新幹線定期運用が完全復活するのですが、どの部分が利用開始になったのか見てきました。

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長野新幹線車両センター

長野新幹線車両センターは着発収容線として本線側が1番~6番、奥側が7番~11番の11線あります。この着発収容線の本線側は水没した編成がそのまま置かれており、線路の錆の状態を見てもここにある編成が移動している形跡はありません。(1番線は検修庫への入れ換えで一時利用しているようで、線路は鈍くですが光っていました。

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線路の状態

そして奥側の留置線を見てみると、10番と11番だけ柵で囲われているのが見えました。

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9番線上の柵と柵で囲われた10番線、11番線

つまり、10番と11番に営業列車を留置する形でスタートしたということです。

日中は営業列車は東京と白山に予備車を置き運行されるので、ここ長野新幹線車両センターで営業車両を見ることはできないのですが、夜になれば明かりの付いた E7系 2本、そしてその4本空いた隣には解体を待つ E7系が同じように並んで止まっている見る光景を見ることが出来ると思います。

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解体を待つ左から F1, F2, F16, F18



本日現在の長野新幹線車両センターのみたままは以下の通りでした。

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長野新幹線車両センター 3月15日見たまま


手前の F7編成は床下のカバーは取っ払われ、屋根上のパンタグラフすら撤去されてしまっています。来週からいよいよ車体の解体が始まりますね。

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パンタグラフの無い屋上

東京オリンピックの飾りがついている編成、東京オリンピックを待つことなく消えそうです。(何かの暗示・・・・・・・っぽい)

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TOKYO2020

あと、検修庫内の編成を確認することが出来ました。一番手前に F14 がいましたので、最初から動きのない本線側に W7, 頻繁に入替がある中線に F8 が留置されているようです。
W2 と W7 は JR西日本の車両なので、JR東日本からの補償問題などが解決するまで証拠品として残るかもしれないですね。